1つ貼るだけで雰囲気を変えられる
お金をあまりかけずにバイクをドレスアップできるのが、ステッカーだ。
ステッカーをバイクに貼るだけで、愛車の見た目がグンとよくなるのである。
同じバイクでも、ステッカーを上手く貼るだけで雰囲気が全然違うバイクに仕上がるのだ。
魔法のような話に聞こえるかもしれないが、本当にステッカー1枚でカスタムバイクに変身するので、一度試してもらいたい。
ノーマルが好きだというライダーであればステッカーはいらないかもしれないが、他とは違うバイクが欲しい、そんな願いがあるならカスタムステッカーを利用しよう。
ステッカーは豊富に販売されているし、パーツショップのロゴステッカーを貼るだけでカスタムバイクのように見えてしまうのだからすごい話だ。
マフラーにピンポイントでステッカーを貼るだけで、なんとなく玄人に見えてしまうほどである。
お金がないのでチューニングを諦めていたという人でも、それこそ数百円からスタートできるのだ。
ステッカーの貼り方
ステッカーを貼る場合、ハガレを防ぐために貼る側のボディの下地処理をしっかりしておこう。
少しでも油分やホコリが残っていると、ステッカーが剥がれてしまう原因になるからだ。
ワックスは水洗いだけでは落ちないので、専用のシリコーン除去剤を使うのがおすすめである。
スプレー式なら、貼りたい箇所にスプレーをしてその後乾いた布で拭き取るだけ、これだけで簡単に下地処理が完了する。
あとはステッカーを貼りたい位置に貼り付ければ大丈夫。
気泡が入ってしまった場合には、針を気泡に軽く刺して中の空気を抜くことで、綺麗に仕上げることが可能だ。
ステッカーの貼り付け位置だが、ボディに傷がないかどうか見てみよう。
引っ掻き傷や飛び石によるヘコミが見つかったら、そこに貼るのがポイントだ。
ステッカーを貼り付ければ傷は目立たなくなるし、ヘコミも隠せるので、見違えるように綺麗に生まれ変わるからだ。
傷が大きい場合には、カーボン製のシートを活用するという手もある。
カーボン製のシートなら伸ばして貼り付けることが可能なので、広い範囲を隠したい場合にはおすすめの素材だ。
どうしてもシートが伸びにくい場合、ドライヤーを軽く当てて温めてから貼るようにするとしっかり伸ばせるので、仕上がりがかなりよくなる。
貼り付けたあとは空気をしっかり抜いて作業が完了だ。
いろいろな場所にステッカーを貼り付けて雰囲気を変えてみると、とても面白くなる。
ただ、あまり貼りすぎてしまうとまとまりがなくなってしまうので、貼り付ける前にある程度イメージをしてから貼るようにするのがいいかもしれない。
まずは1枚貼ることから試してみて、徐々に増やしていくといいだろう。